静岡市の屋根塗装|屋根材の見分け方と塗装前に確認すべき注意点
「自宅の屋根材が何という製品なのか分からない」「スレート屋根なら、そのまま塗装して大丈夫?」というご相談をいただくことがあります。
実は、同じように見える化粧スレート系の屋根材でも、メーカーや製品によって形状や特徴が異なります。
特にスリットが入った特殊な形状の屋根材は、製品を正しく判別し、現在の劣化状態まで確認したうえで施工方法を決めることが重要です。
この記事の結論
屋根塗装では、塗料を選ぶ前に「何の屋根材なのか」「現在どのような状態なのか」「塗装が適した屋根なのか」を確認することが大切です。判別が難しい屋根材は、スリットの数・中央部分の板幅・葺き足・形状などから確認します。施工可否の判断が難しい場合には、部分的なテスト施工を行ってから全面施工を検討する方法もあります。
この記事の監修・執筆
株式会社ハウスケア静岡/静岡外壁塗装相談センター
代表 及川 勝己
一級塗装技能士・建物劣化診断士として、静岡市を中心に外壁塗装・屋根塗装・屋根修理などの現地調査から施工管理まで対応しています。
目次
- Q1. スレート屋根はどうやって見分ける?
- Q2. 判別が難しい代表的な屋根材は?
- アーバニー (株)クボタ
- アレナ・トレス 松下電工(株)
- エバンナ 松下電工(株)
- ミュータス (株)クボタ
- ランバート クボタ(株)
- Q3. なぜ屋根材の種類を確認する必要がある?
- Q4. 特殊な形状の屋根材でも塗装できる?
- Q5. 塗装できるか判断が難しい場合は?
- Q6. スレート屋根なら必ず塗装したほうがいい?
- Q7. 屋根塗装の見積もりで確認することは?
- 静岡市で屋根塗装を検討する方へ
- あわせて読みたい記事
- よくある質問
- 屋根材のメーカーが分からなくても点検できますか?
- スレート屋根ならすべて塗装できますか?
- 塗装できるか分からない場合はどうしますか?
- 屋根塗装とカバー工法はどちらがいいですか?
- 自分で屋根に上って確認しても大丈夫ですか?
- まとめ
Q1. スレート屋根はどうやって見分ける?
化粧スレート屋根は、地上から見ると同じような屋根材に見えることがあります。
しかし、実際には製品ごとに細かな違いがあり、屋根材を判別するときは「色」だけではなく、形状を確認する必要があります。
- 屋根材の横幅
- スリットの本数
- スリットの位置
- 中央部分の板幅
- 葺き足
- 表面や先端部分の形状
こうした特徴を複数組み合わせて確認することで、屋根材を絞り込んでいきます。
Q2. 判別が難しい代表的な屋根材は?
アーバニー (株)クボタ
アーバニーを確認するときのポイントの一つが、スリットによって3分割されている形状です。
さらに、中央部分の「葺き足」が短いことも見分ける際のポイントになります。
アレナ・トレス 松下電工(株)
アレナ・トレスもスリットによって3分割された形状のため、アーバニーなどと見間違えないよう注意が必要です。
見分けるポイントは、中央部分の板幅が狭くなっていることです。
エバンナ 松下電工(株)
エバンナについても、屋根材単体の形だけでなく、実際に葺かれた状態で生まれる模様や重なり方を確認します。
特殊な形状の屋根材は、一部分だけを見て判断せず、屋根全体と近接部分の両方を確認することが大切です。
ミュータス (株)クボタ
ミュータスは、葺き上がった状態で特徴的な屋根模様になります。
屋根材の輪郭や重なり方などを確認し、他の製品と比較しながら判別していきます。
ランバート クボタ(株)
ランバートも一般的な平板スレートとは異なる形状をしています。
大切なのは「スレートに見えるから塗装できる」とすぐに判断しないことです。
製品の特徴と現在の劣化状態を確認してから、塗装を含めたメンテナンス方法を検討します。
Q3. なぜ屋根材の種類を確認する必要がある?
静岡市で屋根塗装をご検討されている方の中には、「どの塗料が一番長持ちしますか?」と塗料選びを重視される方も多くいらっしゃいます。
もちろん塗料選びも重要ですが、その前に確認したいのが「その屋根は塗装によるメンテナンスが適しているのか」という点です。
屋根材の種類や状態によっては、塗装だけでなく、部分補修・屋根カバー工法・葺き替えなどを検討するケースもあります。
Q4. 特殊な形状の屋根材でも塗装できる?
特殊な形状の屋根材だからといって、一律に「塗装できる」「塗装できない」と判断するものではありません。
実際の施工では、屋根材の劣化状態や表面の状態などを確認する必要があります。
- 屋根材のひび割れ・欠け
- 反りや浮き
- 表面の劣化状態
- 塗膜の密着性
- 使用する下塗り材との相性
こうした条件を確認せずに全面塗装へ進むと、施工後の不具合につながる可能性があります。
Q5. 塗装できるか判断が難しい場合は?
特殊形状の屋根材などで施工可否の判断が難しい場合には、いきなり屋根全面を塗装するのではなく、2~3㎡程度の範囲でテスト施工を行う方法があります。
Q6. スレート屋根なら必ず塗装したほうがいい?
「スレート屋根=塗り替え」と考えるのは注意が必要です。
屋根材そのものに著しいひび割れ・欠け・反り・浮きなどがある場合、表面を塗装しても屋根材自体の問題を解決できないことがあります。
その場合には、屋根修理やカバー工法などを含めて検討します。
外壁塗装と屋根工事を同時に行う外装リフォームでは足場を共用できるため、今後のメンテナンス計画まで考えて工事内容を決めることも重要です。
Q7. 屋根塗装の見積もりで確認することは?
相見積もりでは「シリコン」「フッ素」「無機」などの塗料グレードや金額に目が行きやすくなります。
しかし、それ以前に確認したいのが屋根材との適合性です。
見積もりを取った際には、施工業者へ次のように質問してみるのもおすすめです。
「この屋根材は何という製品ですか?」
「この状態で塗装して問題ありませんか?」
「なぜこの下塗り材を使用するのですか?」
「塗装以外のリフォーム方法は検討しましたか?」
静岡市で屋根塗装を検討する方へ
静岡外壁塗装相談センターでは、塗装ありきではなく、現在の屋根の状態を確認したうえでメンテナンス方法を検討することを大切にしています。
「自宅の屋根材が分からない」「塗装できる屋根なのか確認したい」「屋根塗装とカバー工法のどちらが適しているか知りたい」といった場合もお気軽にご相談ください。
筆者コメント
屋根の現地調査では、色あせや苔だけを見るのではなく、「何の屋根材が使用されているのか」を確認することが重要です。特に特殊形状のスレート系屋根材は遠目では判断しにくいため、形状・築年数・劣化状態などを総合的に確認します。塗装が適しているのか、それとも別のメンテナンス方法が適しているのかを判断したうえで工事を行うことが大切です。
代表 及川 勝己(一級塗装技能士・建物劣化診断士)
あわせて読みたい記事
よくある質問
屋根材のメーカーが分からなくても点検できますか?
はい。メーカーや製品名が分からない状態でも、屋根の形状や現在の劣化状態などを確認して調査します。
スレート屋根ならすべて塗装できますか?
すべてのスレート屋根に塗装が適しているとは限りません。屋根材の種類や現在の劣化状態を確認したうえで判断する必要があります。
塗装できるか分からない場合はどうしますか?
施工条件などに応じて部分的なテスト施工を行い、塗膜の状態などを確認してから全面施工を検討する方法があります。
屋根塗装とカバー工法はどちらがいいですか?
屋根材の種類と劣化状態によって異なります。塗装で十分な場合もあれば、屋根材自体の劣化状況によってカバー工法などを検討する場合もあります。
自分で屋根に上って確認しても大丈夫ですか?
屋根からの転落事故につながる危険があるためおすすめできません。安全な場所から確認するか、専門業者へ点検をご依頼ください。
まとめ
屋根材を見分ける際は、全体の見た目だけではなく、スリットの数・中央部分の板幅・葺き足・屋根材の形状などを細かく確認することがポイントです。
そして、屋根材を判別する本来の目的は製品名を当てることではありません。
「この屋根にどのようなメンテナンスが適しているのか」を正しく判断するためです。
静岡市で屋根塗装・屋根修理をご検討中の方は、塗料の価格や耐久年数だけでなく、屋根材そのものをしっかり確認してくれる業者へ相談することをおすすめします。
株式会社ハウスケア静岡
静岡外壁塗装相談センター
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TEL 0120-114-534
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