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【保存版】シート防水工事の特徴・種類まとめ

静岡市の皆さま、こんにちは!

静岡を中心とする職人直営の外壁塗装・屋根塗装専門店の静岡外壁塗装相談センターです!

ショールームスタッフの冨井です😊

 

前回、防水工事の種類や特徴をこちらの記事でご紹介しました。

防水工事は全部で4種類!特徴・選び方解説します

今回はその中でも「シート防水」について詳しく解説していきたいと思います。

「どんな工程があるの?」

「他の防水工事に比べて費用はどうなの?」

一つ一つ解説していきますので最後までぜひご覧ください✨

 

シート防水とは?

出典:山陽工業株式会社

シート防水とは、ゴム製・塩化ビニル製のシートを用いる防水工事のことです。

接着剤や専用の機械を使い、施工場所にシートを固定します。イメージとしては、雨漏りしている穴にシートをかぶせるような処置です。ビルやマンションの屋上などに広く使われています。

 

他の防水工事との違いは?

防水工事はウレタン防水・FRP防水・シート防水・アスファルト防水に大別されます。

耐用年数や工法については以下の通りです。

シート防水は、基本的に四角形の場所でしか施工できないため、陸屋根の防水工事などに採用されることが多いです。

一方、形状が複雑なベランダには塗膜防水が適しています。液体状の防水塗料のため、形状が複雑なベランダでも対応できます。

 

シート防水|シートの種類は?

塩ビシート 

出典:株式会社修工舎

塩ビシート・・・塩化ビニル素材で作られたシート

これを接着剤などで下地に貼り付けていきます。

また、塩ビシートは耐久性に優れているのが特徴です。紫外線、衝撃や摩擦に高い耐久性があります。

 

ゴムシート

出典:東日本塗料

シート状にした合成ゴムを、接着剤などを使用し下地に貼り付けていく防水工事です。

軽量で紫外線に強いのが魅力です。ところが、飛来物の衝突など衝撃に弱い面もあります。

 

 

シート防水のメリット◎

耐久性が高い!

シート防水はアスファルト防水には劣りますが、塗膜防水と比べると耐久性に優れています。

塗膜防水には主にウレタン防水とFRP防水があり、どちらも耐久年数は10~12年くらいと言われています。

それに比べて、シート防水はゴムシートで10~15年程度、塩ビシートだと10~20年程度です。

 

価格が安い!

シート防水は価格が安いことも特徴です。

塩ビシート・・・約3,500~7,500円/㎡

ゴムシート・・・約2,500~7,000円/㎡

くらいの価格で工事できます。それに比べて、

ウレタン防水・・・4,500~7,000円/㎡

FRP防水・・・6,000~8,000円/㎡

アスファルト防水・・・5,500~8,500円/㎡

程度の費用が必要になります。

 

広い範囲の施工ができる!

シート防水の改修工事は、古い材料の上にそのままかぶせて工事を行うため、工期が短く済みます。

その特徴から、広範囲を施工するのに適していると言えます。

まとめると・・・
✅耐久性が高い◎

✅価格が安い◎

✅広範囲に施工できる◎

 

 

シート防水のデメリット

複雑な形の場所に施工できない

シート防水におけるシートは一般的なイメージと同様、薄い膜のような形状です。それを貼り付けていくことで防水工事を行います。

その様子をイメージしていただけると分かりやすいですが、つまりはシートの形状に合致した部分にしか施工できないのです。

たとえばベランダのように形状が複雑な場所には不向きです。

そのような場所に防水工事を施したい場合は、液状の塗料で施工するウレタン防水やFRP防水が適しています。

 

やや騒音の恐れあり

工事にはトラブルがつきものです。

シート防水は臭いの被害などはないのですが、騒音の面で少し心配があります。

機械を使う工法を採用した場合、シートの固定のため金具を打ち付ける工程があります。その時にドリル音などもするため、施工するビルやマンションの最上階にいる人にとっては少々うるさく感じられることがあります。

 

つなぎ目の施工に注意!

シート防水では、つなぎ目の接着具合に注意しなくてはなりません。つなぎ目の接着が弱いと、強風などの影響を受けやすくなります。そこからシートがはがれる場合があります。施工業者がつなぎ目の処理を丁寧に施工したかどうかは重要なポイントです!

しかし、シート防水のつなぎ目の処理は難易度の高い工法になります。そのため施工経験の豊富な業者を選ぶ事が大切です。

まとめると・・・

✅複雑な形状の施工には向いていない

✅騒音が生じる恐れがある

✅つなぎ目の施工が甘いと雨漏りの原因になる

 

 

 

 

シート防水のオススメ場所は?

 

シート防水に関するメリットとデメリットをご紹介しました。では、それらを踏まえてシート防水は一体どのような場所に施工するのが良いのでしょうか。適しているといえるオススメ場所について説明します。

 

平らな屋上

シート防水のシートは、イメージ通り平坦な形状です。そのため、平ら屋上での防水工事に適しています。

先述した通り、逆に凹凸があり複雑なところには向いていません。無理矢理シート防水を行うと、隙間から水が入り込む恐れもあるので、そのような場所には塗膜防水をお勧めします。

 

広い場所

先ほどご紹介した通り、シート防水は工期が短いことも特徴です。したがって広い場所に施工するのに適しているといえるでしょう。

一般的なアパートやビルに施工する場合、だいたい2~4日ほどで終わるといわれています。

 

シート防水の工法・手順は?

シート防水には2つの工法があります。それぞれ向き不向きがありますので特徴を含めてご紹介します。

 

密着工法

密着工法・・・接着剤を使いシートを下地に貼り付ける工法です。

シートと下地の間に隙間がなく、耐風圧性が高いことが特徴です。しかし、下地の状態に左右されやすいデメリットもあります。

ではその施工の手順をご紹介します。

    ①下地の清掃

    ②下地の処理(下塗り)

    ③接着剤の塗布

    ④シートの貼り付け

    ⑤シートのつなぎ目を接着する

    ⑥立ち上がりにシートを貼る

    ⑦シート同士の隙間を接着していく

     

    機械固定工法

    機械固定工法は、下地に鋼板を取りつけ、鋼板を覆っている皮膜を溶かし防水シートと下地を接着させる工法です。

    絶縁工法・脱気工法・通気工法などと呼ばれることもありますが、基本的にどれも同じ工法です。

    密着工法と違い、下地の影響を受けにくいことが特徴です。一方、鋼板を取り付ける際に騒音が生じやすいです。

    では、機械固定工法の手順をご紹介します。

    ①下地の処理や補修をする

    ②絶縁用シートを敷き湿気を逃す

    ③シートを固定する鋼板の取り付け

    ④シートの貼り付け

    ⑤シートの接着

    ⑥施工箇所の端や排水溝へ役物の取り付け

    ⑦シートを溶着する

     

    シート防水の費用は?

     

    工事を決める上で重要視するものの一つが価格ではないでしょうか。

    そこで、シート防水にかかる費用を一覧表にしましたのでご参考ください。

    高圧洗浄~末端処理は1平方メートル単価の相場です。施工場所の広さをもとに価格を算出してみましょう。

    ※脱気筒の設置は機械固定工法のみ行います。

    ※あくまで防水工事の費用なので、これ以外にも廃材処理代などの諸経費がかかります。

     

    劣化症状とメンテナンスは?

    次はシート防水の劣化症状とメンテナンス方法をご紹介します。

     

    シートの膨れ

    熱によって下地に入りこんだ水分が蒸発をし、シートを押し上げ膨れが発生します。

    しかし、その水蒸気をなくせば膨れを解消できるので、脱気筒を使い水蒸気を逃がすことが簡単なメンテナンス方法となります。

     

    ひび割れ

    ご紹介した通り、塩ビシートは、塩化ビニルという素材に可塑剤を添加し作られたものです。ところが、高められた可塑性は年月と共に失われていきます。これがひび割れの原因です。輪ゴムが古くなると、簡単にちぎれてしまう様子をイメージすると分かりやすいかもしれません。

    ひび割れが生じたらシートが古くなっている証拠なので、シート防水工事を行うタイミングといえるでしょう。

    しかし、わずかなひび割れ程度であれば、ひび割れをふさぐパッチ処理で対処可能です。

     

    シートの剥がれ

    経年の影響や強風、衝撃でシートのつなぎ目が剥がれることがあります。

    広範囲における剥がれの場合はちょっとしたメンテナンスでは対処できません。しかし、わずかに剥がれているだけの場合は、熱溶着などを行い、部分的に接着を施すことで対処が可能です。

     

    雨漏り

    雨漏りが見られたら大掛かりな対処が必要です。まずは原因の追及から始めます。異常の程度に応じてシートの補強やパッチ処理、改修工事などで雨漏りの原因を排除していきます。

    それだけではなく雨漏りが発生した屋内にも対処が必要です。全面的に修理して綺麗な状態に戻していきましょう。

     雨漏りが不安、雨漏りでお困りの方はこちら

    まとめると・・・

    ✅膨れ→脱気筒で対処する

    ✅ひび割れ→パッチ処理

    ✅剥がれ→狭い範囲の場合、部分的な接着

    ✅雨漏り→大掛かりな対処が必要

     

    シート防水工事の業者の選び方は?

    シート防水を検討している場合、適切にシートを貼る技術がないと施工後すぐにシートが剥がれてしまうなど、トラブルが生じるリスクが高くなります。慎重に検討していきましょう。

    肝心な業者選びに関してですが、業者の腕や提示された費用に不安がある場合は、複数の業者から「相見積もり」をとりましょう!

    相見積もりをとるメリット

    相見積もりは最低3社ほどとることがオススメです。

    ✅適正金額がわかる

    ✅業者の人柄や信頼性が比べられる

    ✅本当に必要な工事を見極められる

      など、さまざまなメリットがあります。

      特にシート防水は、技術の高い業者に依頼したい工事なので、1社だけで決めてしまうのは心配があります

       

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