外壁塗装に欠かせない【下塗り】の4つの役割と種類
静岡市駿河区、葵区のみなさんこんにちは!
静岡を中心とする職人直営の外壁塗装・屋根塗装専門店の静岡外壁塗装相談センターです。
本日もよろしくお願いいたします☺
以前、「外壁塗装工事の各工程とお得に行う方法」で施工の各工程をご紹介させて頂きました。
塗装工事の流れの中に【下塗り】という項目がでてきます☺
見積り等を見て初めて知った方も多いかと思います。
「下塗りってなに?」
「上塗りとなにが違うの?」
「下塗りをしないとどうなるの?」
などなど、みなさんの疑問にお答えしながら、
今回は下塗りがなぜ重要といわれているのか、また役割と種類について詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください♪
目次
1、下塗りの工程
閉鎖的な環境の名中で育った子供たちはどうなるのか
下塗りの工程は、外壁塗装工事において塗装の基礎となる最も重要な工程です。
塗り作業には、基本的に3段階あります。
- 下塗り1回 1日 ☜
- 中塗り1回 1日
- 上塗り1回 1日
外壁下地の劣化の進行具合によって、下塗りを2回塗る必要がある場合もありますが、
基本的には塗り回数は3回が主となります。
作業の流れとして、まず外壁の下地補修、高圧洗浄と続き、下塗りが行われます。
下塗りの工程を省いてしまうと、中塗り・上塗りでどんな良い塗料を塗ったとしても、
その機能が発揮せず塗膜が剥がれたり、ひび割れによって
水の侵入を許してしまうなどの不具合が生じてしまいます💦
不具合等を起こさせないためにも下塗りの工程は必要不可欠なのです❕
では下塗りにはどのような役割があるのでしょうか。
次項で詳しく解説していきます✨
2、下塗り塗料の4つの役割
下塗りはさまざまな役割を担っています。
その役割があるからこそ、外観を美しく保持し耐久性が維持できるのです✨
ここから下塗り塗料の役割について紹介していきます。
①接着剤としての機能を持っている
上塗り塗料には密着する機能を持っておらず、下塗りを行わずに外壁に塗るとすぐに剥がれてしまいます。
下塗り塗料には、外壁と上塗り塗料を密着させ、施工後すぐに剥がれてしまわないように繋ぎ留める機能を持っています。
また下塗りの作業を行っていれば、外壁の下地表面が均一となり、その後の上塗り塗料が塗りやすくなるためでもあるのです✨
②外壁下地への上塗り塗料の吸い込みを抑える
経年劣化した外壁にそのまま上塗りをしてしまうと、塗料が吸い込まれ内部に浸透してしまいます。
そうなると上塗り塗料の機能性がなくなり建物の劣化に繋がりかねません。
下塗り塗料を塗ることによって、
上塗り塗料が外壁内に浸透することなく、色ムラ・艶ムラのない綺麗な仕上がりを実現させます。
③上塗り塗料の色を綺麗に見せる
下塗り塗料の機能には「隠ぺい性」(色差を覆い隠す)という性質を持っており、
その名の通り既存の外壁色を覆い隠す役割があります。
上塗り塗料の発色を良くするために塗料の色は白色が多いです。
塗料によっては白色以外もありますので、事前に業者にご確認ください。
④小さなひび割れを補修し外壁の耐久性を高める
外壁にできた0.3㎜以下の微細なひび割れ(ヘアークラック)であれば、別途で下地補修することなく、
そのまま下塗り塗料で小さなひび割れを補修することができます。
また下地表面を固めてくれるため外壁自体の耐久性が上がります。
また下塗り塗料だけでも、
「防カビ機能」「防サビ機能」「紫外線の熱を反射させる遮熱機能」といった機能も兼ね備えています。
既存の外壁下地や環境などを考慮し、下塗りの各機能を組み合わせることによって、上塗り塗料との相乗効果に繋がります✨
3、下塗り塗料の種類3選
ここから一般的によく使用されている3つの下塗り塗料をご紹介していきます☺
①シーラー
シーラーとは、「接着する」「覆い隠す」という英語のSealが語源になっています。
先ほどの役割で解説した、
「密着度を高め、上塗り塗料の吸い込みを止めムラなく綺麗に塗れる特徴」を持つ塗料です。
使用する外壁材によって、水性か油性を使い分けることができます。
②プライマー
プライマーはシーラー同様、
密着性・下地への吸い込みを抑えることに優れており、油性・水性で使い分け可能です。
このようにプライマーの特徴がシーラーと似ているほか、
塗装メーカーや塗装業者によっては2つを全く同じ意味で使っている場合もあり、混乱してしまう部分ではあります。。😅
またプライマーのなかには「防錆プライマー」というものもあり、鉄や金属部分の錆止め効果を発揮します✨
③フィラー
フィラーは、外壁に細かいひび割れや凹凸がある外壁に適しています。
特にひび割れが起こりやすいモルタル壁に補強効果をもつフィラーが多く採用されています。
さらさらした液体であるシーラー、プライマーに比べ、粉分を含んだとろみのある塗料であることから厚塗りが可能です。
水性タイプのみとなります。
4、下塗り塗料はお家の劣化状況と外壁材の種類で使い分ける
下塗り塗料は上記の3つ以外にも種類が複数あるため、
外壁材や、下地の劣化状況によって、それに適した下塗り塗料を塗る必要があります。
また、下塗り塗料を選ぶ際は上塗り塗料との相性も同時に見極めなくてはなりません。
上記の条件をしっかり確認することで、
各塗料の効果を底上げさせ長期間にわたりお家を綺麗に保護してくれます😊
5、おわりに
いかがでしたでしょうか。外壁塗装における下塗りは、
「上塗り塗料の効果や外壁の耐久性を高めるためにも欠かせない重要な役割である」
ということをご紹介いたしました✨
これから塗装を考えている方、または工事が決まった方に
少しでも興味を持っていただけると幸いです😄
また業者選びの判断材料ともなりますので、満足のいく塗装工事になることを願っています✨
ご自宅の外壁の劣化が少しでも気になる方、
不安な方はぜひ「静岡外壁塗装相談センター」までお気軽にご相談くださいませ♪
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代表自ら一級技能士の資格を保有し完工までしっかり対応させていただきます。
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