外壁塗装は値下がりを待つべき?静岡市の塗装専門店が2026年の価格事情を解説
静岡市葵区・駿河区・清水区のみなさま、こんにちは。
静岡を中心とする職人直営の外壁塗装・屋根塗装専門店「静岡外壁塗装相談センター」です。
最近、外壁塗装をご検討されているお客様から、
「最近はいろいろな物が高くなっているけれど、外壁塗装も高くなっているの?」
「もう少し待てば塗料の価格が下がるのでは?」
「今塗装するのは損なの?」
といったご相談をいただくことがあります。
確かに、外壁塗装に使用する塗料や副資材だけでなく、燃料費・物流費・人件費など、工事に関係するさまざまなコストが以前より上昇しています。
そのため、「もう少し待てば安くなるかもしれない」と考えるのも自然なことです。
しかし、外壁塗装については「価格が下がるまで待つ」という考え方だけで工事時期を決めることはおすすめできません。
外壁や屋根は待っている間にも少しずつ劣化が進むためです。
大切なのは「今すぐ塗装するか、値下がりを待つか」ではなく、現在のお住まいがどの程度劣化していて、あと何年メンテナンスを待てる状態なのかを確認することです。
今回は、静岡市で外壁塗装・屋根塗装を行っている専門店の立場から、外壁塗装の価格事情と、できるだけ無駄な費用をかけずに住まいを守るための考え方を詳しく解説します。
この記事の監修
株式会社ハウスケア静岡
静岡外壁塗装相談センター 代表 及川勝己
一級塗装技能士・建物劣化診断士。静岡市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理など住宅の外装リフォームに携わり、現地調査から施工管理、完工確認まで一貫して対応しています。
目次
外壁塗装の価格は下がる?
「これだけ物価が上がったのだから、いずれ価格が元に戻るのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、外壁塗装の工事価格は塗料代だけで決まっているわけではありません。
一般的な戸建て住宅の外壁塗装には、主に次のような費用が含まれています。
つまり、一部の原材料価格が落ち着いたとしても、それだけで外壁塗装工事全体が大幅に安くなるとは限りません。
特に人件費や物流費なども工事価格に関係するため、「数年前と同じ価格まで戻ること」を前提にメンテナンス時期を決めるのは慎重に考える必要があります。
値下がりを待つことの本当のリスク
私たちが現場で特にお伝えしたいのは、工事価格そのものよりも「待っている間に建物がどこまで傷むか」という点です。
外壁塗装には、見た目をきれいにするだけでなく、雨や紫外線から外壁材を守る役割があります。
塗膜の防水性能が低下すると、外壁にはさまざまな劣化症状が現れてきます。
- チョーキング(外壁を触ると白い粉が付く)
- 色あせ
- コケ・藻・カビ
- シーリングのひび割れ・剥離
- 外壁のひび割れ
- 塗膜の膨れ・剥がれ
- 外壁材への吸水
比較的軽度な劣化であれば、適切な下地処理をしたうえで塗装することで保護できます。
ところが劣化を長期間放置すると、塗装だけでは対応できなくなる場合があります。
塗装で済む状態だった外壁が、放置したことで外壁材の交換や下地補修まで必要になれば、「値下がりを待って節約する」つもりが、結果的に修繕費を増やしてしまう可能性があります。
静岡市では雨と湿気にも注意
静岡市で住宅を診断していると、紫外線による色あせだけでなく、湿気の影響によるコケ・藻、シーリングの劣化、外壁のひび割れなど、さまざまな症状を確認します。
特に建物の北面や日当たり・風通しの悪い場所では、外壁表面にコケや藻が発生している住宅も珍しくありません。
同じ築年数でも、立地や外壁材、以前使用した塗料によって劣化状態は大きく異なります。
そのため、単純に「築10年だから塗装」「築15年まで待って大丈夫」と年数だけで判断するのではなく、実際の状態を確認することが重要です。
今すぐ塗装が必要か分からない方へ
静岡外壁塗装相談センターでは、お住まいの状態を確認したうえで必要なメンテナンスをご提案しています。まだ塗装を急ぐ必要がない状態であれば、その旨もお伝えします。
「来月値上げします」と急かされたら注意
一方で、価格上昇を理由に契約を急ぐ必要もありません。
実際に注意していただきたいのが、
「来月から塗料が値上がりします」
「今日契約すれば値上げ前の金額にできます」
「今日決めてもらえれば30万円値引きします」
といった営業トークです。
塗料メーカーによる価格改定などが実施されること自体はあります。
しかし、値上げの事実と「今日契約しなければならない」という話は別問題です。
外壁塗装は100万円前後、施工内容によってはそれ以上になることもある大きな買い物です。
その場で契約せず、見積書の内容や使用塗料、施工面積、工程、保証内容などを確認してください。
大幅値引きにも理由があります
例えば最初に150万円と提示され、
「今日契約してくれるなら120万円にします」
と言われたらどうでしょうか。
30万円も安くなれば魅力的に感じるかもしれません。
しかし、本来は「なぜ最初の見積もりから30万円も下げられるのか」を確認する必要があります。
適正な現地調査を行い、施工面積、必要な塗料量、足場、人件費などを積算しているのであれば、根拠のない大幅値引きを前提とした価格設定には注意が必要です。
値引き額の大きさよりも、最終的な見積金額と施工内容が適正かどうかを比較してください。
物価高でも塗装費用を抑える方法
では、工事品質を落とさずに外壁塗装の負担を抑えるにはどうすればよいのでしょうか。
単純に「一番安い業者」を選ぶのではなく、長期的な費用まで考えることがポイントです。
外壁と屋根を同じタイミングで施工する
外壁塗装と屋根塗装の両方が必要な住宅では、別々に施工するより、一度の工事でまとめた方がトータルコストを抑えられる場合があります。
大きな理由が足場代です。
外壁塗装で一度足場を設置し、数年後に屋根工事でもう一度足場を設置すれば、足場費用が2回必要になります。
外壁・屋根・シーリング・雨樋などのメンテナンス時期が近い場合は、まとめて施工できないか確認してみましょう。
耐候性と価格のバランスで塗料を選ぶ
「安くしたいから一番安い塗料」という選び方が、必ずしも経済的とは限りません。
外壁塗装では、塗料そのもの以外にも足場・高圧洗浄・養生・下地処理・職人の施工費などが必要です。
耐久性の低い塗料を選び、短い周期で何度も足場を設置することになれば、長期的な費用が高くなる可能性があります。
塗料選びでは「今回いくら安いか」だけでなく、「次の塗り替えまで何年程度を想定するのか」というライフサイクルコストの考え方が重要です。
静岡外壁塗装相談センターでは、アステックペイントをはじめ、建物の状態やご予算に合わせて複数の塗料をご提案しています。
中間マージンの少ない施工会社を選ぶ
同じ塗料を使用した外壁塗装でも、依頼する会社によって見積金額が異なることがあります。
その理由のひとつが施工体制です。
営業会社や仲介会社から下請け・孫請けへ工事を発注する仕組みでは、施工そのもの以外の費用が発生する場合があります。
静岡外壁塗装相談センターは職人直営・自社施工を基本とした地域密着型の塗装専門店です。
必要な施工品質を確保しながら、中間コストをできる限り抑えた適正価格での施工を大切にしています。
相見積もりは「総額」だけ比較しない
外壁塗装の適正価格を確認する方法として有効なのが、複数業者から見積もりを取る相見積もりです。
ただし、金額だけを並べて「一番安い会社」を選ぶのはおすすめできません。
最低限、次の項目を確認してみてください。
・塗装面積が明記されているか
・塗料の商品名が記載されているか
・下塗り材が明記されているか
・塗装回数が分かるか
・シーリング工事の範囲が分かるか
・付帯部の施工範囲が明確か
・保証内容が明記されているか
・「一式」ばかりの見積もりになっていないか
例えばA社100万円、B社110万円だったとしても、B社にはシーリング打ち替えや付帯部塗装が含まれていて、A社には含まれていない可能性があります。
10万円の価格差だけを見るのではなく、「何を、どの材料で、どこまで施工する金額なのか」を比較することが重要です。
他社のお見積もりとの比較もご相談ください
「この金額は適正?」「見積書の違いが分からない」というご相談も承ります。無理に契約をおすすめすることはありません。
塗装を待ってもよい住宅もあります
ここまで読むと、「価格が上がる前に早く塗装しなければ」と感じるかもしれません。
しかし、私たちはすべての住宅に今すぐ塗装が必要だとは考えていません。
築年数が経過していても、使用されている外壁材や以前の塗装仕様、立地条件によっては、まだ塗装を急がなくてもよいケースがあります。
反対に、築年数が比較的浅くても、シーリングの破断や外壁のひび割れなどが進んでいれば早めの補修が必要になる場合もあります。
だからこそ、価格予測より先に建物の状態を知ることが大切なのです。
専門店からひとこと
外壁塗装は「早ければ早いほど良い」という工事でも、「限界まで待った方がお得」という工事でもありません。大切なのは、お住まいの劣化状態に合ったタイミングです。価格だけで判断せず、まず現在の状態を確認してから工事時期を決めていただきたいと思います。
よくある質問
Q. 外壁塗装は今後安くなる可能性がありますか?
材料価格だけでなく、人件費・物流費・足場費など複数の費用によって工事価格が決まるため、大幅な値下がりを前提に工事時期
を決めることはおすすめできません。価格予測より建物の劣化状態を優先して判断しましょう。
Q. 値上げ前に契約した方がいいと言われました。
メーカーの価格改定などが予定されている可能性はありますが、それを理由に即日契約する必要はありません。見積内容を確認し、必要であれば他社とも比較してください。
Q. 30万円値引きすると言われました。お得ですか?
値引き額だけでは判断できません。最初の提示価格が適正だったのか、値引きによって施工範囲や仕様が変わっていないかなどを確認することが重要です。
Q. 外壁塗装を少し先延ばししても大丈夫ですか?
劣化状態によります。塗膜の軽度な色あせ程度であれば経過観察できる場合がありますが、ひび割れやシーリング破断、外壁材の吸水・剥離などが確認される場合は早めの対応が必要になることがあります。
まとめ|価格より「適切な工事時期」を考えましょう
物価や資材価格が上昇すると、「もう少し待てば安くなるのでは」と考えたくなるものです。
しかし外壁塗装の場合、待っている間にも建物の劣化は進んでいきます。
反対に、「これから値上がりします」と言われたからといって、焦って契約する必要もありません。
「安くなるまで待つ」でも「値上がりする前に急いで契約する」でもなく、現在のお住まいの状態を確認し、必要なタイミングで適正価格の工事をする。
これが、外壁塗装で余計な費用をかけないための基本的な考え方です。
静岡外壁塗装相談センターでは、静岡市葵区・駿河区・清水区を中心に、外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・防水工事などのご相談を承っています。
「そろそろ塗装した方がいい?」
「あと2~3年待てる?」
「他社から見積もりをもらったけれど適正価格か分からない」
といった段階でもお気軽にご相談ください。
静岡市の外壁塗装・屋根塗装なら
静岡外壁塗装相談センターへ
一級塗装技能士・建物劣化診断士が、お住まいの状態に合わせてご提案します。


