【付帯部塗装】外壁と一緒に塗装が必要な場所とは
静岡市葵区、駿河区、清水区の皆さまこんにちは😊
静岡を中心とする職人直営の外壁塗装・屋根塗装専門店の静岡外壁塗装相談センターです!✊
ショールームスタッフの冨井です🌞
外壁塗装の見積書に記載されている「付帯部塗装」。
もしくは「各部塗装」と呼んだりします。
まず、皆さまは「付帯部(ふたいぶ)」という言葉をご存じでしょうか。
「付帯部とは一体どこの部分のこと?」
「付帯部は外壁塗装と一緒にやらなければいけないの?」
など疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな「付帯部塗装」についてご紹介したいと思います!
ぜひ最後までご覧くださいね😊
目次
そもそも付帯部とは?
付帯部とは、雨樋(あまどい)・幕板(まくいた)・鼻隠し(はなかくし)・笠木(かさぎ)など、
住宅における各パーツのことを指します。
基本的に、付帯部も定期的なメンテナンス・塗り替えが必要になります。
なぜ外壁塗装と同じタイミングで付帯部塗装をするの?
外壁や屋根に比べると、付帯部は塗装の重要性が低く見られがちです。
しかし、付帯部には塩化ビニールや鋼板、木材など、外壁や屋根に比べて劣化しやすい素材が多いので注意が必要です。
また、部分によっては雨風や紫外線の影響を受けやすい場所です。
よって、付帯部塗装も定期的な塗り替えメンテナンス、劣化が目立つ場合には交換が必要となります。
基本的には、外壁塗装をするタイミングと一緒に付帯部も塗装することが多いです。
では、別々に塗装をするとどうなるのでしょうか?
①費用が余計に掛かってしまう
足場代
外壁塗装と同様に、付帯部塗装にも足場の設置が必要になります。(地面から届く範囲は除きます)
たとえば外壁塗装と付帯部塗装を同時に行えば足場代は1回分で済みますが、別のタイミングで行った場合、足場代は2倍かかってしまうことになります。
人件費
人件費にも少し影響があります。
外壁塗装と付帯部塗装を同時に行った場合、付帯部塗装を外壁塗装の合間に上手く行うなど、時間を有効的に使えます。
それにより人件費が抑えられることもあるでしょう。
しかし、外壁塗装と付帯部塗装を別々にした場合、相応に人件費がかかってしまいます。
②付帯部の傷みや汚れが目立ってしまう
付帯部はそのままで外壁のみ塗装をした場合、外壁が綺麗になったため、より付帯部の汚れや痛みが目立ってしまうでしょう。
せっかく美しくなった外壁とのコントラストが引き立ち、かえって美観を損ねる可能性があります。
見た目の面からも、外壁と付帯部は別々ではなく一緒に塗装することがオススメです。
③付帯部を後回しにしやすい
外壁・屋根にしても、付帯部にしても、塗装工事には手間と時間がかかります。
現地調査、御見積書の作成、色選びなど、何回かの打ち合わせを行い、工事の段取りを決めていきます。
工事期間中は窓が開けられないなどの制限があることもあります。
これらの手間を付帯部塗装だけのために行うかと思うと、「まあ、いいか」と多くの人が思ってしまうのではないでしょうか。
しかし、付帯部を塗装せずに放置すると、その性能を発揮できなくなるだけでなく、様々な住宅の劣化要因へと繋がることがあります。
「付帯部の塗装を後回しにした結果、最悪の事態になってしまった・・・」といったことがないよう、
先述した通り、付帯部塗装は、外壁塗装をするタイミングと一緒に塗装してしまうことが理想です。
外壁塗装と付帯部塗装を別々に行ってしまうと・・・
①費用が余計に掛かる
②外壁のみ塗装すると付帯部の汚れが悪目立ちしてしまう
③付帯部塗装を後回しにし、劣化させやすい
などのデメリットがあげられます!
付帯部の主な部位
付帯部は、様々なパーツ部分のことを指します。
主な部分をいくつかご紹介していきます。
軒天井
軒天井・・・住宅の外壁から外側に張りだしている屋根の裏側のこと
建物の美観を整えることに加え、屋根の内部構造を守る役割もあります。
メンテナンスは?
軒天井に塗膜の膨れやひび割れ・剥がれ、苔・カビの発生が生じている場合、外壁と同じタイミングで塗装をして補修します。
しかしシミが発生している場合、塗装では補修しきれないことがあります。
シミの原因は、雨漏りが発生している可能性が高いです。雨漏りが原因でシミが発生している場合、塗装では修繕できないので軒天井や破風などの張り替えを行います。
雨樋
雨樋・・・屋根に降った雨が外壁につたわらないよう、雨水を排水するための設備
その中でも
屋根に平行についているものを軒樋(のきどい)、
垂直方向についているものを縦樋(たてどい)と呼びます。
メンテナンスは?
基本的には外壁塗装と一緒に塗装をします。塗装後は耐久性を高める効果も期待できます。
ただし、ひび割れや欠損など、劣化が進んでしまっている場合には、塗装では補修できないため、雨樋の交換等を行うことになります。
破風板・鼻隠し
破風板・・・屋根の妻側部分に取り付ける板状の部分のこと
鼻隠し・・・軒先に取り付けられる横板。垂木の先端部を隠すために取り付けられている。
メンテナンスは?
太陽光や雨風などの外部の影響を受けやすく、塗膜の膨れやひび割れ・剥がれなどの劣化が進行していきます。
劣化が進むと、雨漏りのリスクが高まってしまいます。
そのため、外壁塗装をするタイミングで一緒に破風板・鼻隠しも塗装して補修をオススメします。
幕板
幕板・・・1階部分と2階部分の間などの境界部分にある、横長の板状の物。
メンテナンスは?
塗膜の膨れ、ひび割れ・剥がれなどが進行すると、幕板が原因で雨漏りが発生しやすくなります。
基本的に、劣化が生じている場合には外壁と一緒のタイミングで補修をします。
ただし、塗装で補修しきれないくらいに幕板の劣化が大きく進行している場合、幕板の交換処置を行うこともあります。
付帯部塗装の重要性を軽視してメンテナンスを怠ると・・・
そこから雨水が侵入してしまったり、雨漏りなどのトラブルが発生してしまう可能性が高まります。
どのパーツも外壁同様、定期的なメンテナンスが必要です!
付帯部塗装する時の注意点は
付帯部塗装を外壁塗装と一緒に依頼するときは、見積書の付帯部塗装についての記載もしっかりと確認しましょう!
①具体的な塗装箇所名
②使用する塗料について
③付帯部の塗装にかかる費用内訳
以上の内容は最低限確認しておきたいポイントです。見積書に細かく明記してあるか、チェックしましょう。
また、見積もりは1社ではなく3社ほど相見積もりをとり、適正な工事・価格を見極めましょう。
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