【外壁塗装の知識】塗膜ってなに?建物を保護するための大切な機能
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静岡市葵区、駿河区、清水区のみなさんこんにちは!
静岡を中心とする職人直営の外壁塗装・屋根塗装専門店の静岡外壁塗装相談センター
本日もよろしくお願いいたします☺
早速ですがみなさん、「塗膜」という言葉をご存じですか?
これから外壁塗装を行う方で、塗装業者の方からよく耳にするワードだと思います。
実際、「塗膜」とはどういうものなのか、塗料と同じ意味なのか、
塗膜の基礎知識(塗膜の役割、塗膜ができるまで、正しい施工方法)、塗膜不良による不具合の事例など、詳しくご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください☺
目次
1. 塗膜とは何か
塗膜とは、外壁や屋根に塗った塗料が乾燥して固まった際にできる塗料の膜のことを指します。
塗膜の大きな役割として、日々の紫外線や雨水による劣化から守り、建物の保護を行います。
塗料は、顔料・樹脂・水もしくは溶剤・添加剤を混ぜて形成された液状のもので、
この塗料を屋根や外壁に塗布して乾燥させることによって塗膜が誕生します。
■塗膜の成分
①顔料・・・塗料の色彩などを作る成分であり、無機顔料と有機顔料の2種類から形成される。
②樹脂・・・塗膜の骨格になる成分であり、樹脂の特徴によっては耐候性・耐水性・低汚染性・柔軟性などの様々な性能がある。
また固形から水状のものまで粘性も様々。
③添加剤・・・塗料の機能性を高める補助薬品。カビの繁殖を防止する防カビ剤や艶消し剤などが挙げられる。
塗膜にならないもの
④水(水性塗料)または溶剤(油性塗料)・・・塗料の粘度の調整材として使用される。水か溶剤は塗料の成分により変わる。
溶剤の代表的なものとしてシンナーが挙げられる。
どちらかを混ぜ合わせることによって塗膜が形成される。
2. 塗膜の役割
先ほどもお伝えしましたが、塗膜の一番の役割は、「建物の保護」となります。
一般的な外壁や屋根はセメントが含まれていることが多く、そのセメントには水を吸収する性質があります。
塗装しないまま放置し続けると、吸収した水が気温差で膨張あるいは伸縮し、セメント部分が割れたり爆裂する恐れがあります。
さらに劣化が進行すると、建物内部まで水が浸透し、雨漏りや建物の耐久性が著しく低下してしまいます。
そのために、塗料を塗って塗膜を形成させることによって、
外壁材や屋根材の耐久性を高め、長持ちさせる働きをしてくれているのです✨
3. 塗膜が形成されるまで
建物を守るための塗膜はどうやって作られるのでしょう。。。
塗膜が形成されるまでの流れをみていきましょう😌
塗膜形成に大事な内容として、塗料メーカーに記載されている
正しい塗布量・希釈率、正しい施工方法で作ることにあります。
■塗装の工程
素地→下塗り→中塗り→上塗り
塗膜を形成するにあたって、大きく3回の塗装を行います。
- 下塗り・・・素地と中塗り、上塗り塗料との密着性を高めるための塗装
- 中塗り・・・基材を保護したり色をつけていくための塗装(上塗り塗料1回目の塗装)
- 上塗り・・・塗り残し・色ムラがないように上塗り塗料は2回に分けて塗装する
■塗布量の基準について
塗布量の基準とは、塗料が持つ本来の性能を発揮するために、
塗料メーカーが提示する適正な塗布量で塗らなければならない塗料の量のことです。
ベタっと多く塗りすぎても少なすぎても、基準を守らなければのちに施工不良になる可能性がでてきます。
4. 塗料の正しい施工方法
塗膜を形成するために、もう一つ大事なことがあります。
それは「決められた乾燥時間を守ること」です。
塗料には、塗膜になる成分とならない成分に分かれ、塗膜にならない成分は乾燥して固まります。
これをしっかり固まらずに、次の工程を進めてしまうと塗膜が膨れ上がるなどの不具合が生じてしまいます。
塗料メーカーは各塗料に対し、乾燥時間(温度・湿度含む)をしっかり設けていますので、確認しながら工事を行う必要があります。
これにより、雨や雪の日に塗装を行えないのはこのためでもあるのです😖
これらの正しい施工方法によって、不具合のない質の高い施工に繋がります✨
5. 塗膜が形成されなかった場合の不具合
先ほどご紹介した正しい施工方法が守れなかった場合に発生する不具合はどういうものなのでしょうか。
もっとも起こりやすい不具合3選をご紹介します。
①塗装直後~数年でチョーキング
チョーキングとは、塗料に含まれる顔料が劣化によりむき出しになることで、表面上に白い粉が出ることをいいます。
本来ならば、規定の量を使用しなければならないところを正しく塗布していない等で、早くにチョーキングが発生してしまいます。
②塗装して3年程で退色
退色とは、塗った色が褪せて落ちていく現象です。
チョーキング同様、紫外線などで顔料がむき出しになり色素がだめになってしまいます。
色によっては色褪せしやすい色もありますが、すぐに退色がみられたら、基準塗布量を守っていない施工不良の可能性が高いです。
③上塗り塗料の塗膜の形成不良
基準塗布量、乾燥時間、温度、湿度など、塗料メーカーが規定した工程を守らなかった場合に
塗膜がきちんと形成されず、ひび割れが入ったりなどの形成不良が起こってしまいます。
6. おわりに
いかがでしたでしょうか。
これらは、塗装業者の施工によって起こった施工不良です。
人間誰しも完璧にできるとは言い切れませんが、利益のために手抜きをして工事を行う塗装業者も残念ながら存在します。。
私たちは、こういった被害に遭わないためにも基準を守った質の高い優良塗装業者を選ぶ事が大切です。
下記の記事にて、信頼できる優良塗装業者の選び方についてまとめていますのでこちらもぜひ併せてご覧ください☺
また、万が一施工不良が起こってしまった場合にも、保証書やアフターメンテナンスなど
しっかり真摯な対応を行ってくれる塗装業者を選びましょう😌
静岡外壁塗装相談センターSGSでは、創業20年の確かな実績をもち、
代表自ら一級技能士の資格を保有し完工までしっかり対応させていただきます。
施工後の保証書発行、アフターメンテナンスもしっかり完備しておりますので
塗装・塗料選びでご検討の際はぜひお気軽にご相談くださいませ😄
静岡市葵区・駿河区の外壁塗装・屋根塗装のことなら静岡外壁塗装相談センターまで!ご連絡お待ちしております。
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経験や資格をもったプロがあなたの悩みを丁寧に
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これは大丈夫?どれぐらいの価格で塗装できるの?どんな些細なことでも構いません☺
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